【表参道】60周年を迎えたガーナとチーズケーキ専門店AWORKSがコラボ! 薬菓を使ったニュートロスイーツ試食レポ
のせるだけはやらない。一緒に食べた時にその味を作りたいというこだわり
今回のコラボの話を聞いて 「すごく光栄だと思った」(船瀬さん) 「驚きましたが、ガーナのチョコレートとA WORKSのチーズケーキといった2つの強みを活かせると思い、ガッツポーズしちゃいました! 」(高井さん) と語ったおふたり。 チョコと薬菓を合わせるは難しいというのが第一印象だったと話す船瀬さん。 「チョコレート・薬菓・チーズケーキの3つを合わせるのは簡単だと思ったけど、自分だけが作れるものを作りたいと思い、まずはそれぞれバラバラで考え、ガーナの良さを目立たせることを考えました」 「ガーナが完成されたおいしさだからチーズケーキにするのは難しい。私たちは何か出来上がったものをのせるということはやらないんです。一緒に食べた時にその味を作りたい、今回も薬菓そのものにしたかったんです」(高井さん)今回のために特注で作った唯一無二の薬菓型を開発し、味わいだけではなく形までまるごと薬菓が再現されていました。ガーナのなめらかさや口溶けを主役に、薬菓は支えとしたチーズケーキにしようとクリームチーズは強すぎないなめらかな感じにし、添えられたクネル(生クリーム)にタイムというA WORKSスタイルで完成。レモンとはちみつとシナモンの液に浸した薬菓サブレが下に敷かれています。3mmの厚さとなっていて、2mmだと軽く4mmだと厚すぎた結果、サクサク感が残る3mmに決まったんだとか。「試食会で反応を見てホッとした。チョコのプロの方々に食べてもらうのは緊張して、まるでテレビで見る審査みたいでした(笑)1番難しかったところはビターさを出すところ。海外のスイーツは甘いものが多い。日本は甘さ控えめなものが老若男女問わず好まれる傾向にあると思いました」(船瀬さん)「ニュートロのニューの部分をどう表現するか、この型が出来上がっても綺麗に抜けるのかなどと心配でした。レシピは絵に書いて考えるのですが、その通りになって感動しました」(高井さん)フォークを入れるとしっとりと柔らかく、口に入れるとチョコレートの風味が濃厚。くちあたりなめらかでくちどけがよかったです。サクサクとした薬菓サブレはシナモンの香りがガツンとはじめにきて、はちみつの甘みとレモンの酸味が効いています。スパイス好きにはたまらないおいしさ! クネルはふわっとしていて甘さ控えめで、チョコソースが加わるとより濃厚になり2度楽しめます。