「冨安にポジションを奪われた」アーセナルDFキビオルが電撃退団か。「第3の左SBでプレーする気分ではない」と現地報道
「彼の心はイタリアにあると思う」
冨安健洋のライバルが退団に向かうかもしれない。 アーセナルの専門サイト『ARSENAL INSIDER』は現地5月30日、アーセナルのヤクブ・キビオルがセリエAに復帰するかもしれないと報じた。 【動画】冨安が最終節で決めた鮮烈弾! 2人の股を抜く正確なダイレクトシュート 同メディアは「アーセナルは優勝争いでマンチェスター・シティにわずかに及ばなかったが、ペップ・グアルディオラ監督がシーズンを通してアルテタ監督よりも入れ替えることを選んだため、ローテーション不足がその一因となったのかもしれない」と指摘。こう続けている。 「アーセナルが一貫してローテーションを組んでいたポジションの一つは左SBだったが、それは必ずしも自らの選択ではなかった。オレクサンドル・ジンチェンコ、タケヒロ・トミヤス、ユリエン・ティンベルが負傷したため、ヤクブ・キビオルがより長い時間プレーすることになった」 「キビオルはCBが本職あるにもかかわらず、プレミアリーグでアーセナルが見事な連勝を続ける中で時折印象的なプレーを見せた。しかし、チャンピオンズリーグでバイエルンに惨敗し、ヨーロッパの大会では実力不足に陥り、その後はトミヤスにポジションを奪われた」 そして、「『HITC Football』の移籍専門家であるグレアム・ベイリー氏は、ARSENAL INSIDERに対し、キビオルがスペツィアから加入してからわずか18か月後の今夏にサプライズ退団する可能性があると独占的に語った」と綴っている。 記事は「ベイリー氏は、キビオルが以前にセリエAに所属していたこと、また、より多くの出場機会を得る道筋がなかったことから、アーセナルから予想外の退団を余儀なくされる可能性があることを明らかにした」とし、同氏の見解を掲載している。 「キビオルはよくやっているが、うまく馴染んでいるとは思えない。彼の心はイタリアにあると思う。ミランのようなクラブが彼を欲しがっているし、他のビッグクラブも彼を欲しがっている。欲しがっているクラブの規模を考えれば、イタリアに戻っても驚かない。彼はイタリアでプレーするのが好きなんだ。キビオルが十分ではないというわけではない。彼はアーセナルが非常に気に入っている選手だ。しかし、現時点で、第3の左SBとしてプレーする気分ではないと思う」 ポーランド代表の24歳は1年半でイタリアを去るのか。動向が注目される。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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