阪神・森下 東海大相模の先輩・豊田の活躍に刺激「直属の先輩ですから。一緒に戦えたのは楽しかった」
◇交流戦 阪神5-0オリックス(2024年6月13日 京セラD) 9試合ぶりに1番に入った阪神・森下翔太外野手(23)が先輩のプロ初安打に勝利の花を添えた。2―0とした4回、なお1死二、三塁からワンバウンドで左翼フェンスに達する二塁打で2点を追加。「打球を上げれば1点と分かっていたけど、狙いはヒット。芯に当たったので、手応えはあった」と11打席ぶりの安打の感触を確かめた。 東海大相模の3学年上の先輩にあたる豊田の活躍が刺激になった。15年夏の甲子園大会で4番打者として優勝に導いた姿を「ずっと見ていた」という。「入れ替わりだけど自分にとってきっかけをくれた人。自分の直属の先輩ですから。こうやって一緒に戦えたのは楽しかった」と笑顔を見せた。 初回先頭でも果敢な初球打ちで左飛。「勝たないとチームは乗っていけない。どんな形でも勝てたらいい。打順も関係ない」と博多でも積極打法で暴れる決意だ。(鈴木 光)