吉野家、鰻丼(うなどん)6月から発売。昨年より並盛50円アップ
吉野家は27日、夏季限定メニュー「鰻丼(うなどん)」 の販売を6月1日午前10時から開始すると発表した。 税込み価格は並盛が730円、二枚盛が1080円。昨年よりも並盛は50円、二枚盛は100円高くなった。この鰻丼の発売に伴い、人気だった「牛すき鍋膳」の販売を一時休止する。再開は秋口になる見通し。 昨年はウナギの価格高騰が話題となったが、このところ、ウナギの稚魚であるシラスウナギの漁獲が回復しているとされる。ただ、ウナギ自体の価格が落ち着くのは、シラスが成長するのに時間がかかるため、まだ先になりそう。 同社は「昨年からの高騰の流れが続いており、仕入れ値が上がった。ウナギの値下がりは、この時期に間に合わなかった」としている。吉野家が鰻丼に使用するウナギは、シラスから中国の広東省・福建省で一貫して育てたものだという。