日欧共催大会に参戦中、日系ニュージーランド選手のカズマ・コボリにインタビュー! 自身の“現在地点”、今後の目標を語ってもらった
日欧共催ツアーに参戦していた日系ニュージーランド選手、その名もカズマ・コボリ。漢字で書くと小堀一磨。ちょっと太めの眉が逆ハの字になる笑顔が印象的な22歳に直撃インタビュー!
出身は長野県の軽井沢。日本人のご両親の間に生まれ、5歳のときにニュージーランドへ移住。育ったニュージーランド国籍を選んだ。地元の大学を卒業後、昨年10月にプロ転向、現在オーストラリアツアーで戦っており、デビューから9戦で3勝を挙げ注目されている選手。「英語でいいですか?」と言いながら、流暢な日本語も交えて話をしてくれた。 ――日本は何回目ですか? コボリ 2019年と2022年のダイヤモンドカップでプレーしてるんですね。ここで生まれたんですけど、来日は4回目なんです。 ――軽井沢は? コボリ 行かないですね。お父さんが仕事で行くくらいです。 ――太平洋御殿場は初めてですね。印象は? コボリ 初めてです。めっちゃいいコースです。楽しい。日本はグリーンがすごくよくて、日本ってゴルフが盛んじゃないですか。だからギャラリーも多くて、やっぱりプレーしていて楽しいです。 ――今年いい成績を出してきて、自分としては出来すぎ? コボリ これが16試合目なんですよ。プロとして5カ月しかゴルフをやってないんですよ。オーストラリアではいい成績を残せましたけど、DPワールドだと課題が見つかりましたね。めっちゃ勉強にもなります。 ――課題はなんですか? コボリ いいショットのクオリティはいいんですけど、ちょっとズレたときにやっぱり大きく曲がったりして誤差が大きい。いい選手と回ってみて、ちょっと引っかけてもボールが散らばらない。そういうのを今後目指していきたい。 ――オーストラリアツアーと欧州ツアーは違いますか? コボリ はい、フィールドの層の厚さが違います。優勝スコアはそんなに変わらないと思うんですけど、今日だったらトップは5アンダーじゃないですか、オーストラリアだと3アンダーくらいだから。(川村昌弘が向こうから手を振る)おつかれでーす! ――川村くんとは仲いいんですか? コボリ インドで一緒に回りました。めっちゃ上手いです。安定していて。やっぱり見ていて、でかい、ボギーにつながるミスはしないし、この人大丈夫なんだなと。 ――アメリカの大学には? コボリ 考えたんですけど、大学に入る前にニュージーランドのナショナルチームに入れたので、それでいいやって。ニュージーランドPGAで17歳のときに勝ったことで、アメリカの大学の興味を引いていくつかオファーもあったのですが。 ――ニュージーランドが好きなんですね。 コボリ はい。日本も好きです!
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