富樫勇樹、最多8年連続8回目のベスト5「素直にうれしい」自己評価は「自分には投票してない。自分ではないかなと」
プロバスケットボール男子、Bリーグの年間表彰式が31日、都内で行われた。 2023~24年シーズンのベスト5には、パリ五輪出場権を獲得した昨夏のW杯で日本代表として活躍した司令塔・富樫勇樹(千葉J)が、史上最多8年連続8回目の選出となった。「個人賞としてもらっているものだが、チームで勝利を重ねている結果だと思う」とコメント。受賞については「投票でヘッドコーチやメディアの皆さん、選手に投票されての選出なので、そこは素直にうれしい部分はあるが、僕自身、自分には投票してない。そんなシーズンだったかなと。自分ではなく、他の選手たちに評価してもらうことは一番うれしいことではある。今までのシーズンを考えても、別に自分がベスト5ではないかなと(思う)」と自己分析した。 千葉Jは今季、天皇杯と東アジアスーパーリーグを制覇。チャンピオンシップ(CS)準決勝では琉球に敗れてシーズンを終えた。今季限りでのジョン・パトリック監督が退任となり、来季は新たなスタートとなる。「新しい監督の下で、新しい監督のバスケの考えを理解しながらやっていく。1年目は常に難しいシーズンにはなると思う。今年のこの負けから学ぶものもある。CSをホームでやりたい、その思いでシーズンやっていきたい」と意気込んだ。 ベスト5には、同じく日本代表の河村勇輝(横浜BC)と、比江島慎(宇都宮)、得点王のペリン・ビュフォード(島根)、MVPに輝いたD.J・ニュービル(宇都宮)が選ばれた。
報知新聞社