【阪神・岡田監督語録】延長12回の死闘ドロー…1、2番で12打数1安打「(得点が)入るわけないやん」
◇セ・リーグ 阪神1-1中日(2024年6月26日 甲子園) 阪神が中日と延長12回の死闘の末、引き分けた。4回2死一塁で、佐藤輝が5月11日DeNA戦(横浜)以来の打点となる適時三塁打をマークすると、先発・大竹も7回1失点の好投。打線は9回1死満塁など絶好機を築くも、あと一本が出なかった。以下、岡田監督と一問一答。 【写真】<神・中>渋い表情の阪神・岡田監督(撮影・須田 麻祐子) ――あと一本… 「なあ」 ――昨日は打つ内容はよくなってきたと 「戻ってしもたなあ。フライアウトばっかりやろ。きょうは」 ――佐藤輝の当たりも、もうひと伸び 「そんなんいうてもしゃあない」 ――初球から積極的に。集中力がある 「いやあ、集中力というか、そら、集中力は絶対持たなあかんやろ。そんなの。今ごろ集中力出てきましたじゃアカンやんか。それは」 ――真っすぐへの反応 「そういうことやろ。ポップフライやん。足のあるもん(選手)がな。足を生かせばええのにな」 ――1、2番で12打数1安打? 「(得点が)入るわけないやん」 ――9回は前川は打った 「罰金やん。待てやん」 ――ゲラ、岩崎は久しぶりだったが 「よかった、ゲラも。だからお前、楽なところ(場面)がないから、もうしゃあないやん。なあ一回楽なところでって、楽な展開になれへんねんから、そらお前」 ――最後、漆原まで粘って 「おーん、なあ」 ――延長12回1死満塁でゲッツーを捕りにいった 「そらゲッツーやろ。そんなの。前来たらどんだけバッター打ちやすいんよ。逆やったらそらバックホーム体勢と思うけど、なんでそんな消極的な守りにするんよ。ゴロ飛んだらお前、ゲッツー捕ればええやん。ゴロ打たせて」 ――大竹は初回を切り抜けた 「おお、まあ久しぶりやったからな。ヒット、ヒットでリズムつくれんかったよな。でもよう0点に抑えてな。それから結構しのいどったけどな、7回まで。まあ、あんなホームランはしゃあないわ。向こうの4番やから」 ――以前「遊べ」と助言。走者を背負ってもそれができている 「緩急のピッチャーやからな。まっすぐでどんどん押す投手ちゃうから、そういうことやろ」 (笑いながら)「俺のコメントあんまりいらんやろ、聞かなあかん人おるやろ」 ――(歩きながら)前川の待てのサインについて 「佐藤を打たさなあかんのに。ああやってチャンス広がったら絶対敬遠(される)やろ。フォアボールとかが一番ええんや」