劇団四季「ジーザス・クライスト=スーパースター」京都で開幕
「劇団四季『ジーザス・クライスト=スーパースター エルサレム・バージョン』京都公演」が、本日4月20日に京都・京都劇場で開幕した。 【画像】「劇団四季『ジーザス・クライスト=スーパースター エルサレム・バージョン』京都公演」カーテンコールの様子。(他2件) ティム・ライスが作詞、アンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲を手がけた本作は、イエス・キリスト(ジーザス・クライスト)が十字架にかけられるまでの最後の7日間を描いたミュージカル。今からおよそ2000年前、ローマ帝国領のパレスチナに1人の青年が現れる。大工の息子ジーザスは人々に新しい教えを説き、数々の奇跡を起こしているという。圧政に苦しんでいた民衆たちは、たちまちジーザスの言葉に耳を傾けるようになり、彼こそ“救い主”“神の子”と讃えるようになるが……。 劇団四季では本作を、故・浅利慶太による「ジャポネスク・バージョン」「エルサレム・バージョン」の2バージョンで上演してきた。今回の「エルサレム・バージョン」では、イスラエルの荒野が急傾斜の舞台で再現される。 開幕に際し、ジーザス・クライスト役の神永東吾は「劇団四季創立70周年記念公演に出演できることを、大変嬉しく光栄に思います。また久しぶりの京都公演は、非常に楽しみでもあります。本作ではジーザスを神格化された存在ではなく、一人の青年として描いています。民衆たちの求めに、悩み苦しみ、翻弄されていく彼のドラマを、一回一回新鮮な気持ちでお客様にお届けできるよう精一杯務めて参ります」とコメントしている。 上演時間は約1時間45分。公演は6月2日まで。また29日には全国公演がスタートする。 ■ 劇団四季「ジーザス・クライスト=スーパースター エルサレム・バージョン」京都公演 2024年4月20日(土)~2024年6月2日(日) 京都府 京都劇場 □ スタッフ 作詞:ティム・ライス 作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー 初演日本版演出:浅利慶太