水巻渉が卓内トップ「最後までしっかり準備する」リーグ残留に意欲/麻雀・最高位戦A1リーグ
麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「最高位」の決定戦進出を争うA1リーグの第10節が9月25日に行われ、c卓(4人打ち)は水巻渉が卓内トップを取った。 【映像】最高位戦の雀士も多数出場する「Mリーグ」 水巻は1回戦、東1局に平和・三色同順のリーチに裏を2枚乗せるなどして倍満を一発ツモ。これが決定打となりトップスタート。その後、2回戦は小さいアガリを重ねて2着。3回戦も4着となるも、オーラスで満貫をツモアガって、素点を回復した。 最終4回戦も東4局にポイント首位の坂井とのリャンメンリーチ合戦を制して7700点を加点すると、そのままかわし手を重ねてこの日2回目のトップで終了した。 この日の水巻はトップ・2着・ラス・トップの+60.4でトータル順位も10位から9位にワンランク浮上した。この調子で次節も安定した麻雀を見せられるか。試合後の水巻は、「今日トップを2回取れて、一息つきました。自分としては難しい局が少なく、やりやすい一日でした。一息ついたとはいえ、最終節は怖いので最後までしっかり準備して残留します」と残留に向けて意気込みを語った。 【試合結果】 1位 水巻渉 +60.4 2位 近藤誠一 +54.1 3位 坂井秀隆 ▲28.4 4位 津田岳宏 ▲91.1 ◆最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。A1リーグは全12節、48半荘のリーグ戦を行い、上位3人と前年優勝の最高位の4人で決定戦を行う。決定戦は1日に半荘4回戦の5日制で、計20回戦行われる。 ◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道、新潟、九州、東北に拠点があり、所属会員数は約800人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、鈴木たろう、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、新輝戦、女流名人戦、新人王戦。代表理事・新津潔。 (ABEMA/麻雀チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部