薬を服用しての運転は支障をきたす恐れ「眠気を感じたらやめる」「仮眠をとる配慮も」薬剤師が指摘
大分放送
埼玉県の首都高速で今週、3人が死亡した事故を起こしたトラックの運転手は「風邪をひいて薬を飲んでいた」と供述していることが分かっています。薬の服用が車の運転に及ぼす影響について、薬剤師に聞きました。 【写真を見る】薬を服用しての運転は支障をきたす恐れ「眠気を感じたらやめる」「仮眠をとる配慮も」薬剤師が指摘 この事故は5月14日、埼玉県の首都高速でトラックが渋滞の車列に突っ込み3人が死亡、2人がけがをしました。トラックを運転していた28歳の容疑者は「風邪をひいて薬を飲んでいた」という供述をしていて「居眠り運転」の可能性もあるとみられています。 (O・P・A薬局 岸本和義薬局長)「抗アレルギー剤や、抗ヒスタミン剤みたいなものは飲んで眠気が来るというものがある」 かぜ薬などを服用すると車の運転に支障をきたす恐れがあります。一方で、抗アレルギー薬は眠気が生じないものもあるため、必要に応じて、医者に相談することが安心です。 (岸本和義薬局長)「眠気を感じたら運転をやめる、中止することが良い。どうしても運転しなければいけないときには、少し仮眠をとるという配慮を自分ですべき」 また、薬で眠気を感じてカフェイン入りの飲み物を飲んだ場合、目が覚めるのは一時的で注意が必要です。
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