ブルネイ皇太子夫妻が京都市を訪問 京都迎賓館で歓迎行事
東南アジア、ボルネオ島北部の国・ブルネイから、皇太子夫妻が9日、京都市を訪れました。上京区の京都迎賓館で行われた歓迎行事では、京都市の松井市長夫妻が、公賓として来日したブルネイのビラ皇太子とサラ皇太子妃を出迎えました。皇太子夫妻は、日本とブルネイの外交関係樹立40周年を記念して来日しました。出迎えた松井孝治京都市長は「この京都迎賓館は、伝統工芸の匠の技を結集していて、ここに皆さんをお招きできるのは大変光栄。最近ブルネイでは日本食をはじめ、日本の文化への関心が高まっているとうかがっている。今後、京都が文化交流の拠点として、ブルネイと日本の架け橋としての役割を担うことができれば、うれしい」と歓迎のことばを述べました。この日、金閣寺と仙洞御所を訪れたビラ皇太子は「金閣寺で、日本の伝統の素晴らしさを確認した」とスピーチしました。その後、京料理などを味わいながら、両国の関係者が懇談しました。