大藤沙月が1ゲームも落とさずパーフェクトV!シングルス&ダブルスの2冠を達成【卓球 WTTリマ/結果まとめ】
WTTコンテンダーリマ(8月20~25日/ペルー)が行われ、女子シングルスで大藤沙月(ミキハウス)、女子ダブルスで大藤沙月/横井咲桜(ミキハウス)が優勝。大藤が2冠を達成した。 日本からは男子4名、女子2名がエントリーした今大会。女子シングルスでは、世界ランク32位、20歳の大藤沙月が大活躍。 安定した両ハンドドライブを武器に危なげなく勝ち上がると、準決勝ではダブルスのパートナーでもある横井咲桜にストレート勝利。 続く決勝では台湾のベテラン、黄怡樺を相手に第3、第4ゲームの競り合いをものにして、全試合ストレートでの完全優勝を果たした。 またダブルスも大藤/横井ペアがオールストレートで優勝。決勝も息のあったコンビネーションを見せて、台湾ペアを寄せ付けなかった。
男子シングルスは、田中佑汰(個人)、及川瑞基(岡山リベッツ)がベスト8入り。 及川はパリ五輪台湾代表の実力者、高承睿を1回戦で下したが、準々決勝では同じく台湾の馮翊新に敗れて、準決勝進出ならず。田中も同様に台湾の黄彦誠にフルゲームの末に敗れた。 上位進出が期待された宇田幸矢(協和キリン)、吉山僚一(日本大学)はそれぞれフルゲームの接戦を繰り広げたが1回戦敗退。 吉山は優勝したヨルジッチ(スロベニア)にあと一歩と迫る健闘を見せた。
【各種目結果】
●男子シングルス 優勝:ヨルジッチ(スロベニア) 準優勝:フランツィスカ(ドイツ) 3位:馮翊新(台湾)、黄彦誠(台湾) ●女子シングルス 優勝:大藤沙月(ミキハウス) 準優勝:黄怡樺(台湾) 3位:横井咲桜(ミキハウス)、ヤン・シャオシン(モナコ) ●男子ダブルス 優勝:BOURRASSAUD/ DORR(フランス) 準優勝:キム・テヒョン(マルタ)/ピカルド(フランス) 3位:ナランジョ(プエルトリコ)/カストロ(メキシコ)、KOURAICHI/ PORET(フランス) ●女子ダブルス 優勝:大藤沙月/横井咲桜(ミキハウス) 準優勝:王意如/黄怡樺(台湾) 3位:ドゥフォー/ゴンザレス(ペルー)、ルプレスク(セルビア)/SINGEORZAN(ルーマニア) ●混合ダブルス 優勝:ノグチ/G.タカハシ(ブラジル) 準優勝:ピカルド(フランス)/ヴェガ(チリ) 3位:ジョウチ(ブラジル)/ルプレスク(セルビア)、ジェイン/ロイ(インド)
【日本選手の結果】
●男子シングルス 田中佑汰【ベスト8】2-3 黄彦誠(台湾) 及川瑞基【ベスト8】1-3 馮翊新(台湾) 宇田幸矢【1回戦敗退】2-3 シュトゥンパー(ドイツ) 吉山僚一【1回戦敗退】2-3 ヨルジッチ(スロベニア) ●女子シングルス 大藤沙月【優勝】4-0 黄怡樺(台湾) 横井咲桜【ベスト4】0-3 大藤沙月 ●女子ダブルス 大藤沙月/横井咲桜【優勝】3-0 王意如/黄怡樺(台湾) ※男子ダブルス、混合ダブルスは日本選手のエントリーなし
テレビ東京卓球NEWS