巨人・バルドナードがピンチ封じて7セーブ目「グリフィンがいい投球をしていた。この試合は絶対負けられないという思いで投げた」
(日本生命セ・パ交流戦、日本ハム2―0巨人、2回戦、巨人2勝、15日、エスコン) 巨人の守護神、アルベルト・バルドナード投手(31)が助っ人仲間とチームを救った。 【写真】「あそこだ!」大型ビジョンに映し出すカメラに向かって笑顔で手を振る坂本と長野 2-0の九回、完封勝利目前だったグリフィンが九回2死一、二塁で無念の降板。大ピンチでバトンを受けたバルドナードは「グリフィンが本当にいい投球をしていた。この試合は絶対負けられないという思いで投げた」と左打者の田宮に粘られながらも、10球目のスライダーで三飛に打ち取った。 バルドナードは11日の楽天戦(楽天モバイルパーク)の九回に登板し、制球難に陥って2点リードを守れず逆転サヨナラを許した。それだけに、この日は自身にとっても大きな登板となった。「グリフィンも前回、思うような結果が出ていなかった。野球をやってればそういうときもある。『そこから学んで次に良い結果を出せば問題ないよ』と話しました。今日、グリフィンも勝って本当にうれしい」とともに昨季から日本でプレーする助っ人仲間の勝利を喜んだ。