リシャフトしたらアラ不思議。HS40m/sがどハマり「パラダイム Ai スモーク トリプルダイヤモンド ドライバー」
【ミタさん】 今回は純正シャフト「TENSEI 60 for Callaway」のフレックスSで試打してもらいましたが、「パラダイム Ai スモーク ドライバー」を試打した時に装着していた50g台のシャフトと比べてどうですか? 【ヨシダくん】 全く印象が違います。60g台のフレックスSはものすごくしっかり振っていけるシャフトです。ヘッドスピード50m/sの僕がマン振りしてもボールが吹け上がることなく、強弾道で飛ばせました。 【ミタさん】 今回の純正シャフトは、ニッケルチタンファイバーとカーボンを組み合わせてトルク値を抑えることで鋭い弾き感を実現し、ハードヒッターでも満足できる振り心地になっているそうです。シオさんはどうでしたか?
【シオさん】 60g台のシャフトは私には少し重いですが、タイミングが取りやすくてすごく振りやすいです。ただ、何度打っても右方向に飛んで行くので、もう少し軽めのシャフトで試してみたいなと思いました。 【ミタさん】 シオさんが「トリプルダイヤモンド」を使う場合は、先端が動いてフェースがクローズに当たるような走り系のシャフトだと、もう少し曲がり幅が抑えられるかもしれませんね。スタンダードモデルに装着されている50g台のシャフトで打ってみたら、方向性が改善する可能性があります。シャフトを差し替えて、打ち比べてみましょうか。
【シオさん】 (シャフトを入れ替えて…)これ、いいかも。曲がり幅が減ってほぼストレート弾道になりました。キャリーも約25yd伸びています。シャフトの重さを変えただけで、弾道が見るからに変わって驚きました。しかも、これまで試打した3モデルよりもバックスピン量は多くなっています。私のようなヘッド速度のアマチュアでも、自分に合ったシャフトに差し替えるだけで、トリプルダイヤも打ちやすいモデルに変わりました。
まとめ
【ミタさん】 2人そろって高評価をつけた「パラダイム Ai スモーク トリプルダイヤモンド ドライバー」。シリーズの中でも最も難しいとされるモデルですが、試打データを見てみるとHS50m/sのヨシダくんだけでなく、HS40m/sのシオさんもシャフトを50g台に変更することでいい結果が出ていました。弾道が安定し打感もいいので、上級者だけでなく中級者にも挑戦して欲しい1本。現在アスリート向けのモデルを使っていて、弾道の高さやスピン量の少なさに悩んでいる人にピッタリだと思います。 【ヨシダくん】 前作と打ち比べてみましたが、球が上がりやすくてミスに強いので、これまでよりも幅広いゴルファーが扱えるモデルに進化していると思います。球の高さを抑えたい方は、ソールに設置されているウエートの位置を入れ替えることで浅重心になるので、試してみてください。