「ゴキブリ退治の依頼」も110番通報 那覇署が110番の適正利用を呼びかけ
QAB 琉球朝日放送
2025年1月10日の110番の日を前に、警察が1月9日、那覇市内の商業施設で110番通報の適正利用を呼びかけました。 1日那覇警察署長やぎのシルーさんは「不要不急・いたずら電話ダメェー」と伝えました。 那覇警察署が開いたイベントでは、お笑い芸人の「やぎのシルー」さんが一日警察署長に任命され、商業施設の利用客に110番通報の適正利用を呼びかけました。 県内では、2024年1年間でおよそ22万件の110番通報があり、このうちの3割にあたる5万件ほどがいたずら電話や間違い電話などでした。 全国で2番目に110番通報が多い那覇警察署では、1日150件から200件ほど通報があり、「ゴキブリ退治の依頼」や「免許更新についての相談」といった緊急ではないものもあったといいます。 那覇警察署・地域第二課の阿部川美和課長は「一番重要なところとか、困っていらっしゃるところに力を注ぎたいと思いますので、(110番通報の)適正利用をみなさんにお願いできたらと思います」と話しました。 県警では緊急ではない事案については警察相談ダイヤルの「#9110」に問い合わせてほしいと呼びかけています。