10月10日はお好み焼きの日!大阪と広島のいいとこどり?「名古屋式お好み焼き」を徹底調査!
名古屋式お好み焼きはなぜ二つ折りなのか。
お好み焼きで有名な大阪と広島。どちらも厨房で作ったものをお皿などに乗せて提供するか目の前の鉄板で焼くのが主流。名古屋のように二つ折りで提供するのは珍しいことだそう。 ではなぜ名古屋のお好み焼きは二つ折りとなったのか?日本や海外のお好み焼き店が加盟する、一般財団法人・お好み焼アカデミー(広島市)の松本重訓専務理事によれば、元々、広島でもお好み焼きを二つ折りにして提供していたそう。 しかし、そばなど具材が豊富になり次第にボリュームが出てきて、二つに折るのが困難になったため今の形になった、と言います。さらにお好み焼きの前身と言われるのが「一銭洋食」。大正時代から昭和初期にかけて西日本中心に作られていたもので、一銭で買えたことからその名がついた料理。 この一銭洋食が、西日本の各地で試行錯誤が重ねられ、その地域ならではの進化を遂げたのが現在のお好み焼き。名古屋式では一銭洋食の形が今もなお残されているのかもしれませんね。
安い、手軽、ボリューム満点!そして歴史ある名古屋式お好み焼き
愛知県ではおやつ感覚で気軽に食べられる名古屋式お好み焼きですが、アルミシートを使用するようになった経緯やお好み焼きの歴史をたどると、こんなにも奥深いものだったのですね。リーズナブルで広島風にも関西風にも負けないくらい美味しい、下町育ちの名古屋式お好み焼き、まだ食べたことがない方にはぜひ食べていただきたいものですね。 店舗名 お好み焼 甘太郎本舗 住所 名古屋市西区那古野2-19-24 営業時間 10:00~19:00 定休日 不定休 電話番号 052-541-4034 ライター 南野武 ※記事内容は配信時点の情報となります。 #名古屋めしデララバ
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