新潟国際アニメーション映画祭の蕗谷虹児賞が決定、大川博賞は「ポンポさん」CLAP
第2回新潟国際アニメーション映画祭より蕗谷虹児賞、大川博賞の受賞者・受賞スタジオが発表された。 【画像】「アリスとテレスのまぼろし工場」ビジュアル (c)新見伏製鐵保存会(他18件) 蕗谷虹児賞に輝いたのは、岡田麿里が手がけた長編アニメ「アリスとテレスのまぼろし工場」の美術監督・東地和生、宮崎駿による「君たちはどう生きるか」で作画監督を務めた本田雄、原恵一監督作「かがみの孤城」の脚本を執筆した丸尾みほの3名。大川博賞は「映画大好きポンポさん」を制作したアニメーションスタジオ・CLAPへ贈られる。 また、アニメーションの今を代表する作品をさまざまな視点から集めて上映する「世界の潮流」部門のラインナップが明らかに。審査委員長ノラ・トゥーミーの「ブレッドウィナー」をはじめ、「音楽」で知られる岩井澤健治の作品「Hina is Beautiful」、人の言葉をしゃべる体長2.5cmの不思議な貝の生活をコマ撮りで表現した「マルセル 靴をはいた小さな貝」などが並んだ。トークショーも予定されている。詳細は映画祭の公式サイトで確認を。 第2回新潟国際アニメーション映画祭は3月15日から20日に開催。 ※宮崎駿の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記 ■ 第2回新潟国際アニメーション映画祭 2024年3月15日(金)~20日(水・祝) □ 世界の潮流 ラインナップ 女性スタッフ映画 「ブレッドウィナー」 「同級生」 ワーク・イン・プログレス 「小さなアメリ」 「海門回声」 新しい制作方法 「ひな」(パイロットフィルム版) 「Hina is Beautiful」 「サマーゴースト」 「ニッツ・アイランド」 コマ撮り 「JUNK HEAD」 「マルセル 靴をはいた小さな貝」 アジアから世界へ 「駒田蒸留所へようこそ」 「時をかける少女」 「PIGSY」 新潟から世界へ 「銀河英雄伝説 Die Neue These」(第8話) 「劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの」