H2Aロケット引退もカウントダウン 49号機 あす16日午後2時24分20秒に打ち上げ 種子島宇宙センター
三菱重工業は16日午後2時24分20秒に、H2Aロケット49号機を鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げる。政府の情報収集衛星「レーダー8号機」を搭載する。H2Aは本年度中に予定されている50号機を最後に引退し、後は新型ロケット「H3」に引き継ぐ。 【写真】〈資料写真〉UAEの火星探査機「ホープ」を搭載し、上昇するH2Aロケット42号機
レーダー8号機は、電波を使って夜間や悪天候でも地表を観測できる事実上の偵察衛星。当初打ち上げは11日の予定だったが、気象条件が適さなかったため延期されていた。H2Aは、2005年の7号機から42機連続で打ち上げに成功している。
南日本新聞 | 鹿児島