実母殺害の罪に問われている女 起訴内容認める 南城市の殺人事件
沖縄テレビ
去年11月、南城市で母親をハサミで刺して殺害した罪に問われている女の裁判員裁判が9日開かれ、女は起訴内容を認めました。 この裁判は去年11月南城市の住宅で70代の母親の首をハサミで刺して殺害したとして40代の娘が殺人の罪に問われているものです。 9日の初公判で女は起訴内容について「間違いないです」と認めました。 冒頭陳述で検察側は以前から不仲だった母親を殺害するつもりで実家を訪れ口論の末、犯行に及んだと主張しました。 これに対し弁護側は被告人は定職につけない悩みや生活費を援助をしている両親への申し訳なさなどから思いつめるようになり重度の精神疾患を患っていて追い詰められた上での犯行だったと主張しました。 裁判は量刑が争点であさって結審する予定です。 ところで那覇地裁の佐藤哲郎裁判長は被告人や被害者を匿名にした上で審理を行うと説明しましたが理由を明らかにしていません。
沖縄テレビ