小田凱人/三木拓也、グランドスラム通算21勝のイギリスペアに敗れ銀メダル [パリパラリンピック]【テニス】
小田凱人/三木拓也は、イギリスペアに敗れ銀メダル
現地9月6日、「パリパラリンピック」(フランス・パリ)男子ダブルス決勝が行われ、第2シードの小田凱人(東海理化)/三木拓也(トヨタ自動車)は、第1シードのアルフィー・ヒュウェット/ゴードン・リード(イギリス)に2-6、1-6で敗れ、銀メダルとなった。 【動画】小田凱人/三木拓也、世界最強のイギリスペアに敗れて銀メダル 試合終了の瞬間 18歳の小田と35歳の三木の17歳差コンビは、今大会に第2シードとして出場。初戦となった2回戦、準々決勝をストレートで勝ち上がると、準決勝ではダニエル・カベルザスチ/マーティン・デラプエンテ(スペイン)との2時間12分の熱戦を制して決勝に進んだ。 同ペアは今年行われたすべてのグランドスラムで決勝に進出。しかし、この日対戦したヒュウェット/リードが優勝を阻止。そして、この日もグランドスラム通算21度の優勝を誇るイギリスペアが日本ペアの前に立ちはだかった。 第1ゲームでブレークを許して出ばなをくじかれた日本ペアは、第3ゲームも落として0-3に。食らいついて1つ返したものの、第7ゲームで3度目のブレークを許して2-6でセットを失う。 続くセットでもイギリスペアのパワー、ショットのバリエーションに崩された小田/三木は、第1セット同様に追いかける展開となり、最後まで挽回することができず1-6。リオデジャネイロ、東京大会で銀メダルと涙を吞んでいたヒュウェット/リードが、3度目の決勝で悲願の金メダルを獲得した。 2004年アテネ大会での国枝慎吾/齋田悟司以来の金メダルを狙った日本ペアだったが、惜しくも銀メダル。小田、三木にとっては初めてのメダル獲得となった。 また、小田は現地7日に行われる男子シングルス決勝にも登場。ダブルスでも対戦した世界ランク1位のヒュウェットと対戦する。
Tennis Classic 編集部