ロボット機器導入や業務改善 福岡県が介護DX支援センター開設
福岡県は8日、春日市のクローバープラザ内に「県介護DX(デジタルトランスフォーメーション)支援センター」を開設した。 介護ロボットなどの導入支援や、専門性の高い業務と低い業務に細分化し、介護職員が専門性の高い業務で能力を最大限発揮できるよう人材を配置する「チームケア」による業務効率化の相談に対応する。また、最新の介護ロボットやICT(情報通信技術)機器の展示、試用貸し出し、介護テクノロジーの活用に関する研修会の開催、業務内容の見直しなどの伴走支援もする。利用はすべて無料。 開館は火曜~日曜日、第4月曜日の午前9時~午後5時。 記者会見で服部誠太郎知事は「介護現場の業務効率化を進めることで、結果として得られる質の高いサービスが、利用者の満足度や安心度をアップさせ、同時に魅力的な職場となって働きたい人が増えるという効果も見込めるのではないか」と話した。