横浜流星、自身の“正体”は秘密貫く「役者はミステリアスがいいと思うので。教えません」
俳優の横浜流星が5日、主演映画「正体」(29日公開、藤井道人監督)の完成披露試写会に出席した。 【写真】横浜流星、なんと高校の同級生は有名人 2ショット「レアすぎる」 染井為人氏の同名小説が原作のサスペンス。連続殺人事件の容疑者として追われ、顔を変えながら日本を縦断する逃亡犯・鏑木(かぶらぎ)を演じた横浜は「どんな状況にあっても彼の真意や目的を見失わないことを大事にしました。5つの顔と言っていますが、それぞれ違う人物を演じているんですけど、別人格ではない。彼の心の部分で鏑木としていることを意識しました」と振り返った。 同作の撮影は夏と冬の2回に分けて行われた。鏑木を追う刑事・又貫を演じた山田孝之は「夏の撮影の時点でストレスがかかってしまい…。冬の方は毛量が薄いかもしれない」とプレッシャーを感じながら臨んだ撮影を回顧。横浜も「又貫という役に、相当なストレスはかかっているだろうと感じていました」と理解を示すと、山田も「ちょっとハゲてると思います」と苦笑した。 壇上は、共演陣が横浜流星の「正体」としてフリップで回答するコーナーも。吉岡里帆が「生身」、SixTONES・森本慎太郎が「おしゃべり」、山田杏奈が「仕事人」、山田孝之が「水」、藤井監督が「武士」とその人柄を評すと、横浜は「汗が止まらないですね…」と照れ笑い。当の横浜本人は「なし」と回答し「みなさんがいろいろ言ってくださるのはありがたいと思うんですが、役者という仕事はミステリアスでいることがいいなと思う。自分の人柄を知られて作品に影響するのも嫌だし…。(正体は)教えません」と秘密を貫いていた。
報知新聞社