9年掛けて日本全国のツチノコ伝承・目撃談を検証したドキュメンタリー映画が公開
ドキュメンタリー映画「おらが村のツチノコ騒動記」が5月18日より東京・ポレポレ東中野ほか全国で順次公開される。このたびポスタービジュアルが解禁された。 【動画】今井友樹の監督作も観られる配信版ミニシアター「キネマNet」のPR映像 「鳥の道を越えて」「明日をへぐる」の今井友樹が手がけた本作。彼の故郷である岐阜・東白川村はツチノコとの遭遇報告が多いことから、村をあげて捜索を続けていることで知られる。映画には、今井が9年を掛けて日本全国に残るツチノコ伝承や目撃談を取材・検証した模様が収められた。彼は、監督のほか編集とナレーションも担っている。 ビジュアルには、東白川村で毎年開催されているツチノコ捜索イベントの様子や、カメラを抱える今井の姿が映し出された。「探さないでください、私はどこかにいますから……」というコピーは、今井のもとに届いた「ツチノコを見つけないでほしい」という問い合わせを“ツチノコからの連絡では?”と思ったところから発想したという。今井は「どうやらツチノコには何か大切なことが隠されているようなのです。その謎を解き明かしてみようと試みたのが本作です」とコメントしている。 ■ 今井友樹 コメント 自然を相手に暮らしてきた人なら、理解できないもの、不可解なものに遭遇することがあります。かつてなら「狐に騙された」と言えば、お互いに了解し合えた世間がありました。 でも、いまそんなことを言えば、どう思われるのか…。それはツチノコだって同じこと。子どもの頃、僕は祖母から「ツチノコは見ても人にはしゃべってはいけない」と聞かされていました。そういうもんなんだと…。ん、ちょっと待って。え、なんで? どうして?? 今となっては、疑問しか浮かんできません。 どうやらツチノコには何か大切なことが隠されているようなのです。その謎を解き明かしてみようと試みたのが本作です。 (c)工房ギャレット