舞の海さん「朝乃山を県民で励まして」 富山でウェルプラス倶楽部例会
好奇心を刺激する多様なプログラムを提供する「北日本新聞ウェルプラス倶楽部」の本年度第1回例会が3日、富山市の富山国際会議場で開かれた。元力士でNHK大相撲解説者の舞の海秀平さんが講演。左膝を大けがした富山市出身の元大関、朝乃山について「相撲をやめさせないよう、励ましの言葉を県民の皆さんから送ってほしい」と話した。 舞の海さんは角界入りを目指し、当時の基準の身長に届くよう頭にシリコンを入れて新弟子検査に臨み合格した話を披露し、会場を沸かせた。膝の靭帯(じんたい)を損傷した自身の経験から「朝乃山のけがは深刻。普通の生活に戻るリハビリや相撲を取るためのトレーニングは相当過酷だろう」と語った。 氷見市出身のソプラノ歌手、坂田茜さん(埼玉)と富山市のピアニスト、清水香里さんによる演奏もあった。 ウェルプラス倶楽部は「毎日の暮らしにプラスワンの幸せを届ける」をコンセプトに、著名人の講演会(年3回)などを用意する。第1回例会の内容は「ゼロニイ」10月号で詳報する