巣立ちの季節、希望を胸に 高校で卒業式「心から誇りに」 あふれる「おめでとう」/兵庫・丹波篠山市
兵庫県丹波篠山市にある篠山産業高校で26日、卒業式が行われ、136人が希望を胸に学び舎を巣立った。校内には教職員や在校生、保護者からの「おめでとう」があふれた。 新型コロナ禍以降、久しぶりに平時の状態で営まれ、全在校生(279人)をはじめ、多くの保護者や来賓が出席した。 塚本光矢校長は式辞で、孔子の言葉を引用しながら、「何事も人のせいではない。止まりさえしなければ、ゆっくりでも進めばよい。勉強でも仕事でもなんでも結局辞めるのは自分で、進む、努力するのも自分。どんなことでも続けたからこそわかることがあり、努力を続ける力、少しずつ前に進む力が社会で成功する大きな力になる」と伝えた。 卒業生代表の生徒は、「たくさんの経験を経て成長することができた。この高校を卒業できることを心から誇りに思う」と答辞を述べていた。