東京女子プロレスが新時代に突入。渡辺未詩が山下実優を破り、プリプリ王座を涙の初戴冠【TJPW】
また、プリンセスタッグ王座戦は王者組「ユキニキ」の水波綾&愛野ユキに「でいじーもんきー(でじもん)」の鈴芽&遠藤有栖が挑戦。「ユキニキ」のパワーに対し「でじもん」はスピードで対抗。白熱の一進一退の攻防になったが「でじもん」が愛野に合体式のフェースクラッシャーを敢行。すかさず鈴芽がリング・ア・ベルを愛野に決めて3カウントを奪った。王座奪取を果たした鈴芽は「勝つのを信じてくれてた人たちがいて、ずっと応援してくれてた人たちがいて、有栖がいて、だから獲れました。対戦相手がユキニキだから、今までで一番熱い鈴芽で戦うことができました」、遠藤は「先輩たちが持ってきたベルトに、私たち、でじもんの名を刻めたのがうれしい。2人で守り抜く」とともに涙を見せた。 プリプリ王座を戴冠した渡辺が24歳。タッグ王座に就いた鈴芽、遠藤は同学年の25歳。インターナショナル・プリンセス王座を守った荒井優希(SKE48)は25歳。東京女子が認定する3つのすべてのベルトを新世代の面々が巻き、まさに新時代に突入した。だが、初期メンバー、これまでベルトを持ってきたメンバーがこれで黙っているとは思えず、世代闘争が激化するのは間違いなさそうだ。