「ロマンス詐欺」ネットショップ経営への投資を勧められ 約1億1360万円の被害
SNSを通じて恋愛感情を抱かせ、金銭をだまし取る「ロマンス詐欺」などで高額の詐欺被害が相次ぎました。 警察によりますと大阪府内に住む自営業の男性(60代)は6月から8月、SNSで知り合った「中村恵美」や、その指導者であるという「中国人経済学者の楊賢」と名乗る人物からネットショップ経営への投資を勧められ、指定された口座に26回に分けて、あわせて約1億1360万円を振り込んだということです。 また、府内に住む60代の男性は、8月から9月、総務省や警視庁新宿署の警察官を名乗る男らから電話を受けました。 この中で「あなたの携帯電話を使って200億円の詐欺被害が発生している。あなたが犯人で間違いない」などと伝えられ、検察官や警察官を名乗る人物とやりとりをする過程で指定口座に5回に分けて、あわせて約3870万円を送金したということです。 警察はいずれも詐欺事件として調べています。
ABCテレビ