北朝鮮戦の守田英正は“3.5点”。闘莉王が求める改善点は?「できることを期待しての評価」
「前の選手のポジションを修正していない」
元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルで日本代表の守田英正について語った。 闘莉王氏は恒例の採点企画で、3月21日に行なわれた北中米ワールドカップ・アジア2次予選で北朝鮮に1-0で勝利した森保ジャパンの選手と監督をジャッジ。基準点を「4点」に設定するなか、2ボランチの一角で先発した守田には「3.5点」の評価。ビルドアップが良くなかったという。 「守田ぐらいのクラスになると、どれだけ自分が楽にビルドアップできるかを意識してやらなきゃいけない。『俺はビルドアップが簡単にできる、ちゃんと相手を困らせる』という形がある。この形ができている時は、守田は好き勝手にできる。そうならないと自分にプレッシャーがかかって、なかなかやりたいことができない」 ビルドアップをスムーズにするために、チームメイトにポジションを修正させる必要があったという。 「上手い具合にできていないと思っているはず。前の選手のポジションをきちんと修正していないからこそ、自分が困っていたんだと理解するべき。それができていない時、守田は良くない」 そして「レベルアップ、1個上のステップに行くには、そこまでやらないといけない。できることを期待しての評価」と奮起を促した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部