肺がんを公表した山川豊、がん診断時の心境を語る「もうぼうぜんとしましたね」

1月に肺がんを公表した演歌歌手の山川豊（66）が15日、ニッポン放送のラジオ番組「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」に出演。がんを宣告されたときの心境を明かした。 【画像】肺がんを公表した山川豊、がん診断時の心境を語る「もうぼうぜんとしましたね」 山川は、昨年11月に定期検査で血液検査をしたところ、肺がんと診断され、治療のため活動を休止。今年4月に歌手活動を再開した。 発見は“血液検査の数値の変化”からだったといい、「肺がんの疑いがあるということで『すぐに大きな病院に行ってください』って言われて、行ってCTを撮ったらもう肺がんだったんですよ」と明かし、「もうぼうぜんとしましたね。なんかちょっと嫌な予感がするなってことで、『がん専門の病院に紹介してください』って言って、調べたんですよ。PET（検査）からCTやらMRIからね。そしたらもうステージ4だったんですよ」と診断に至った経緯を説明した。 診断を受け、「本当に落ち込みましたよ。どうしたらいいんだろう。このまま歌えないんだろうなってね」と当時の心境を語り、「兄の鳥羽一郎に電話してね、お葬式のこととか、そういうこともよぎったんですよ」と、当時の不安な気持ちも明かした。 治療では副作用が大変だったといい「下痢とかね、発疹がすごいんですよ。僕の場合は口の中の唾液（だえき）とか、つばとかたんとか全部塩っぽいんです」と苦労を語りつつ、味覚は正常で、食欲も落ちなかったという。 最近はラーメンが一番おいしいと語り、「特に中華そばが好き。中華そばのおいしいところを探して行くんです。今はインスタントですけど、徳島ラーメンに凝っているんです」と話し、笑いを誘った。 ※写真は資料