敵地・湘南戦当日に３４歳の誕生日を迎えるＦＷディエゴオリベイラ

　ＦＣ東京は２２日、敵地・レモンＳで湘南と対戦する。ＦＷディエゴオリベイラが、この試合当日に３４歳の誕生日を迎える。５月３日の京都戦（味スタ）では試合前日が誕生日だった母にささげる今季２点目を奪った。今度は自ら祝砲を上げ、チームを２試合ぶりの勝利に導く。 　　　◇ 　青赤のエースの生誕祭だ。３４歳の誕生日前日、ディエゴオリベイラに「あしたは何の日？」と聞くと、冗談交じりに「試合だよ（笑）」と答えてこう続けた。 　「そうそうアニバーサリーだったね。自分も五体満足ですごく健康に、また新しい年齢を迎えられる。家族も幸せだし、子どももすくすく育っている。自分にとって好きな仕事を続けられていることもうれしく思うよ」 　今季はリーグ１３試合４得点。その中で、５月の京都戦では試合前日が誕生日だった母親にゴールのプレゼントを贈った。今度は自らの誕生日を祝う番だ。ディエゴオリベイラは笑顔で「まずは試合に出て精いっぱいのプレーをしたい。その結果、そうなればいいね」と口にした。 　リーグ戦はこの一戦で半分を折り返す。現在チームは８位で、再浮上のきっかけをつくりたいところだ。 　「上に行くか下に行くかどうかというところにいる。勝って上位に食らいつけるようにしたい。リーグ戦も半分が終わるけど、個人的には体調も悪くないし、問題ないと思っている。今季のチームは浮き沈みがあるけど、何とかここで踏ん張りたいね」 　後半戦に向け、反撃ののろしを上げる。その主役を担い、ディエゴオリベイラが最高のバースデーにする。