前田穂南が日本人初の2時間18分台!19年ぶりの日本新で設定記録を突破し、パリ五輪代表へ前進/大阪国際女子マラソン
◇第43回大阪国際女子マラソン(1月28日/大阪・ヤンマースタジアム長居発着42.195km) 19年ぶり日本新誕生!前田穂南のフィニッシュシーンをチェック! 前田穂南(天満屋)が19年ぶり日本新記録の2時間18分58秒(速報値)で日本人トップの2位に入った。パリ五輪代表の設定記録(2時間21分41秒)を突破して2大会連続の五輪代表に大きく前進した。 21年東京五輪代表の前田。中間点を1時間9分46秒で通過した直後に先頭集団の前に出た。ペースメーカーをも振り切るスピードで20kmから25kmの5kmを16分18秒、次の5kmを16分10秒で駆け抜け、35kmは1時間38秒36秒と日本記録(2時間19分12秒)樹立時の1時間38分48秒を12秒上回った。 31.2kmでウォルケネシュ・エデサ(エチオピア)に逆転され、35km以降はペースダウンしたものの、最後まで粘って2位でフィニッシュした。 前田は兵庫県出身の27歳。大阪・薫英女学院高では全国高校駅伝の出場経験はなかったが、天満屋に入社して飛躍を遂げた。
月陸編集部