【皐月賞馬体診断】ダノンデサイル
「皐月賞・G1」(14日、中山) 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の吉田順一(栗東)、石堂道生(美浦)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~C評価しました。週末の予想にお役立てください。 【写真】牡馬クラシック開幕!皐月賞出走馬の馬体をチェック 【ダノンデサイル A】 京成杯以来で約3カ月ぶりとなるが、1週前追い切りは栗東CWでビシッと追われた。まだハミ受けに良化の余地は残しているが、ダイナミックなフォームで時計通りの鋭い伸び脚を発揮した。約1カ月間、本数を乗り込んで状態を上げてきた効果か、あばらを明確に見せて筋肉の繊維もくっきり。つくべきところに上質の筋肉をしっかりと身につけ、前後のバランスも上々。もう少し胸囲に厚みが出ればさらに完成度は増すが、それでも確かな成長力を示し、態勢は万全だ。(馬サブロー栗東・吉田順一) 〈1週前追い切り診断〉栗東CWで6F81秒0-36秒2-11秒2(一杯)を記録。カレンルシェルブル(6歳オープン)に3馬身先着した。まだ子どもっぽさが抜けておらず道中は遊び遊びながら、ゴーサインを送られてからの伸び脚は迫力満点。スケールはかなり大きい。メンタル面をうまく矯正できれば状態はもう一段階、上がってきそうだ。