バフェットが「タップダンスしながら仕事に行く」と語る理由。成功するために、目標より重要なもの
目標とは、私たちを鼓舞するもの。 目標はやる気を起こさせます。目標は私たちの人生に目的と意味を与えてくれます。 しかし、目的と意味を感じる唯一の方法は、目標を忘れて仕事に集中することです。目標を追うことと、仕事を望むことの間には大きな違いがあります。
「世界のどんなことよりも仕事がしたい」
ウォーレン・バフェットにとって、それは「一日中オフィスに座って読書をすること」を意味します(彼はまた、ネットワーキングの達人でもありますが)。 バフェットは自分自身と持株会社であるバークシャー・ハサウェイの株主のためにお金を儲けたいと思っていますが、彼が本当に望んでいるのは、仕事をすることです。 バフェットはこのように述べています。 私は世界のどんなことよりも仕事がしたい。 私は毎日、タップダンスしながら仕事に行くんだ。職場についた時ほどワクワクすることはないよ。最高の気分だ。
結果よりプロセスを望むということ
あらゆる目標を達成するための鍵? その仕事をしたいと思うことです。 100億円規模の企業の創業者になりたいですか? ただ単に会社の役員室を望むだけではダメです。大成功を収める企業を築くための努力、忍耐、不眠の夜、そしてリスクを自ら望まなければなりません。 画期的な新製品を発明したいですか? 最終結果を望むだけではダメです。最終的なブレイクスルーに向かう過程において、ガレージや地下室で数えきれないほどの時間を費やし、何度も試行錯誤し、失敗を重ねることを自ら望まなければなりません。 マラソンに出たいですか? マラソン完走者のメダルを望むだけではダメです。42.195km走り終え、ゴールラインを越えることを目指して、毎日毎日走ることを望まなければなりません。 結果だけを求めてはいけません。その仕事をしたいと思わなければなりません。 これがバフェットが引退しない理由です。 バフェットは本当に仕事が大好きなのです。彼は仕事そのものが好きなのです。 バフェットにとって投資家であるということは、彼が「何を行なうか」ではありません。投資家であることは、バフェットにとって彼が最善の方法で「存在する」ことを意味します。 バフェットは働きたいから働くのです。 目標を決める前に、まずその仕事をしたいかどうかを決めましょう。 そのことこそ、実際に目標を達成できるかどうかを決めることになるからです。 Originally published by Inc. [原文] Copyright © 2024 Mansueto Ventures LLC.
真栄田若菜/OCiETe