あの朝ドラヒロイン 制作発表前日までガストでバイト 当日のシフト入り断ると「ふざけんな、お前!」
女優の須藤理彩(48)が15日放送のフジテレビ「なりゆき街道旅」(日曜正午)にゲスト出演。NHK朝の連続テレビ小説「天うらら」(1998年)でドラマ初主演を果たした当時の舞台裏を赤裸々に告白した。 【写真】1997年、NHK「天うらら」制作発表に臨む須藤理彩 この日は番組MCを務めるお笑いトリオ「ハナコ」の岡部大(35)に加えて、俳優の宮川一朗太(58)、須藤、タレントの河合郁人(37)という4人で東京・神楽坂を“街ブラ”した。 そのなかで、宮川から朝ドラヒロインについて「プレッシャーはなかったの?」と聞かれた時だった。 須藤は「まるっと一日でこんなにも人生変わるんだ…って瞬間ありましたよ」とし、「制作発表の前日までガストでバイトしてたんで」と朝ドラのヒロイン発表がある前日までファミリーレストラン「ガスト」でアルバイトしていたことをまずは明かした。 これに「えっ!?」とさすがに驚きを隠せない共演者たち。それでも須藤は「あたし、料理長やってたんですよ。千切りができるってだけで料理長だったんですよ」と笑わせた。 だが、朝ドラのヒロインに決まっていることは、制作発表があるまで口が裂けてもいうわけにはいかない。 「次の日も…制作発表の日もバイト入ってたんですよ、シフトが」。制作発表の前日、意を決して責任者に「きょう限りでやめさせてください」と申し出。だが、「ふざけんな、お前!!!!!」と激しくキレられ、怒鳴られたという。 それでも、やめる理由をいうわけにはいかず、「あしたになったら分かります…」というのが精いっぱい。「そしたら、次の日にニュースとか見て。“そういうことなら”“応援するよ”って言って電話してくれて。良かった…」と話していた。