ノエル・カワードのコメディ「陽気な幽霊」田中圭主演で上演、演出は熊林弘高
田中圭が主演を務める「陽気な幽霊」が、来年5月に東京・シアタークリエ、6月に大阪の梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、6月に福岡・福岡市民ホール 中ホールで上演される。 【画像】「陽気な幽霊」チラシ(他1件) 「陽気な幽霊」は、劇作家ノエル・カワードによるウェルメイドコメディ。1941年にロンドン・ウエストエンドで初演され、1945年にデヴィッド・リーンによって映画化された。今回の上演版では、小説家チャールズ・コンドマイン役を田中が務め、演出を熊林弘高が手がける。 物語の舞台は1941年。チャールズはイギリス・ケント州にある家で再婚した妻ルース(門脇麦)と暮らしている。新人メイドのエディス(天野はな)が不慣れで準備がままならなかったが、チャールズは小説の取材をしようと霊媒師アーカティ夫人(高畑淳子)を呼んで、かかりつけの医師ブラッドマン(佐藤B作)とその夫人(あめくみちこ)を招待し、降霊会を催した。結局霊は現れず、アーカティ夫人はイカサマだという結果に終わる。しかし客が帰ったあと、7年前に亡くなったチャールズの先妻エルビラ(若村麻由美)の幽霊が姿を現し……。 出演決定に際し、田中は「約9年ぶりに熊林さんの演出でご一緒させていただきます! 最初に脚本を読んだ時に熊林さんらしくない戯曲だなとワクワクしました。会話劇は軽妙で、どのような表現になるのだろう、というト書きもたくさんあり、ご一緒するキャストの皆様も楽しみです。このキャストに熊林さんがどう味付けしていくのか、染めていくのか楽しみでなりません。きっと僕が今想像しているもの以上のものになるのだろうな。とワクワクしています。熊林さんとは久々なので、成長している姿を見せられたらいいなと。楽しんで臨ませていただきます。舞台『陽気な幽霊』是非楽しみにしていてください!」とコメントした。 ■ 陽気な幽霊 2025年5月 東京都 シアタークリエ 2025年6月 大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ 2025年6月 福岡県 福岡市民ホール 中ホール □ スタッフ 作:ノエル・カワード 翻訳:早船歌江子 演出:熊林弘高 □ 出演 チャールズ・コンドマイン:田中圭 エルビラ:若村麻由美 ルース:門脇麦 エディス:天野はな ブラッドマン夫人:あめくみちこ ブラッドマン博士:佐藤B作 アーカティ夫人:高畑淳子