北海道猟友会 連携うまくいっていない自治体のクマ駆除要請断ることも検討 砂川ハンター猟銃訴訟判決受け
HTB北海道ニュース
自治体の要請を受けてクマの駆除をおこなっている北海道猟友会は、連携がうまくいっていない自治体に対しては駆除の要請に応じないことを検討していることがわかりました。 クマの駆除をめぐっては6年前、砂川市から依頼を受けたハンターが、発砲した方向に住宅があったとして道から猟銃所持の許可を取り消されました。 ハンターは処分を不服として取り消しを求め提訴し、おととし札幌地裁は訴えを認めましたが道が控訴し先月、札幌高裁が道の許可取り消しを認める判決を言い渡しました。 この判決を受け道猟友会はクマの駆除の要請を受けても自治体や警察がハンターの発砲の責任を負わない場合は、駆除の要請を断ることも検討していることがわかりました。 11月末に開催予定の猟友会幹部の会議で議論したうえで、道内71の支部へ通知する方針だということです。
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