ドボクリエイトをユースエール企業に認定、山口労働局【宇部】
市内4社目
社会インフラに関わる数値解析やデータ分析などの事業を展開するドボクリエイト(森本真吾社長、宇部市常盤台2丁目)が、若者の採用や育成に積極的で雇用管理の優良な中小企業として、山口労働局(友住弘一郎局長)の「ユースエール認定企業」に認められた。 同社は、育児休業や有給休暇の取得の奨励などワーク・ライフ・バランスの取れた職場づくりで、若者雇用促進法に基づく認定基準を満たした。市内での認定は4社目。 2018年に山口大発ベンチャーとして創業して6年目。現在の従業員数は24人(パートなどを含む)で、昨年は双子が生まれた男性社員が育休を取得した。定時で仕事を終えて残業しないことも推奨している。 認定通知書の交付式は18日、ハローワーク宇部で行われた。同労働局の鈴木卓職業安定部長が「若者が活躍できる環境づくりを引き続き進めて、県内企業に良い刺激を与えてほしい」と話し、森本社長に認定書を手渡した。 森本社長は「新たな挑戦をしていくためには人材が不可欠。働き方改革に重きを置き、若者から選んでもらえる企業を目指していきたい」と述べた。