ウオッチナビ編集部が選ぶグリーン文字盤モデル3選
文字盤のカラーとして近年定着してきたグリーンは、数多くのブランドで発売されている。今回は、人気の高い文字盤カラーであるグリーンを採用したモデルを、【ベル&ロス(Bell & Ross)】【オリス(ORIS)】【レイモンド・ウェイル(RAYMOND WEIL)】から3本ピックアップして紹介する。 【関連画像】ベル&ロス「BR 05 クロノ グリーンスチール」のその他の画像を紹介
「BR 05 クロノ」にグリーン文字盤を新たに追加
べル&ロスのシグネチャーともいえる「四角の中に丸」のデザインと、ケースとブレスレットが一体化した連続性のあるフォルムを特徴とするクロノグラフコレクション「BR 05 クロノ」に、新モデルが登場した。これまでブラック、ブルー、ブラウンの文字盤カラーがレギュラー展開されていたが、昨今のトレンドカラーであるグリーンを文字盤に採用し、ラバーストラップ仕様、ブレスレット仕様の2型を揃えた。
2つの異なる仕上げが施された文字盤デザイン
「BR 05 クロノ グリーンスチール」は、42mm径のケースに深いグリーン文字盤を備えているが、メインはサンレイ仕上げとし、3時位置のスモールセコンドと9時位置の30分積算計をスネイル仕上げとすることで、異なる光の表情を演出。アラビア数字とバーで構成されるインデックス、ミニッツトラック、ブランドロゴをホワイトで描き、キーカラーのグリーンとのフレッシュなコントラストを生み出している。文字盤の4時と5時位置の間に日付表示が設けられているが、クロノグラフのサブダイアルも含め、バランス良くレイアウトされているため、視認性は極めて良好。インデックスや時分針にはスーパールミノバが施され、暗所においても時刻が読み取りやすくなっている。
自動巻きムーブメント、キャリバー BR-CAL326を搭載
ケースの作り込みも素晴らしく、フラットな表面にはサテン・ブラッシュ仕上げ、エッジ部分はポリッシュ仕上げと異なる加工を巧みに組み合わせており、洗練されたフォルムがより強調された印象だ。ベゼルやリューズガードを留めるビス、リューズにあしらわれたブランドロゴなどディテールの数々も本機の見所となっている。ムーブメントには優れた堅牢性、信頼性、効率性を発揮する自動巻き、キャリバー BR-CAL326を搭載。サファイアクリスタル製のケースバックからは、車のホイールリムをモチーフにデザインされた振り子式ローターを備える同ムーブメントを鑑賞することができる。