【バレー】髙橋藍「強くなった日本代表をファンの皆さんに見せたい」 VNLイラン戦コメント
6月4日に行われたバレーボールネーションズリーグ福岡大会イラン戦、試合後の髙橋藍選手のコメントをお届けする。 髙橋藍:サーブレシーブをチームの軸としてやっているので、しっかりレセプションができたところは今日の勝ちにも繋がってると思いますし、そこを崩さずにできるところはもう当たり前にやっていかないといけないことです。そこは毎年シーズンを通してさらに成長できてるかなと感じています。 イタリアで経験を積んだことにより、余裕を持ってプレーはできてるんじゃないかなと思いますし、オフェンスの部分でも相手の高さを生かしながらというか、ただ強く打つだけじゃなくて、相手のブロックも利用しながらスパイクを打てているかなと思います。 合流して、コンビネーションの部分ではもっと合わせていかないといけない部分はありますけど、でも今の段階でも非常にいい形でできているので、特に難しさは感じていません。あと少し微調整は必要かなと思いますが、そこの調整の部分は試合を重ねればだんだんよくなりそうです。もちろん試合の中でもそうですし、練習の中でもしっかり詰めていかないといけない部分かなと思います。 ブロックが高い相手に対しては、無理してスパイクを打たないこともそうですし、常に高さを意識しての指先であったり、ブロックをまずは止められないことを意識していました。 第2セットの後半、トランジションで決めた場面は、自分自身もそこで決めきることが必要だと思ってましたし、決めることがこのセットの勝ちにも繋がると思っていました。そういうところで得点できる力がついてきたのは、自分自身も成長してきた部分かなと思います。 もちろんオリンピックが決まってることも、少し心の余裕はあるのかな。それは自分たちにとっていいことだと思いますし、だからこそ、ここでしっかりと準備であったり、世界戦でレベルの高いバレーボールをしていかないといけない。さらにオリンピックで勝つためにも、しっかりと自分たちがチーム力をさらにここで上げていく必要があると思っています。 日本代表は1点を取る力がかなり強くなったなと思います。1セット目、少し追いつかれて危ない場面がありましたけど、あの場面でもしっかり勝ち切ることができるところは今の日本の強みでもあると思うので。あそこでの集中力はしっかりと高く保つことは必要かなと思いますが、ここぞという時にしっかりとチーム全員が点を取る力はかなりついたんじゃないかなと思います。 日本で代表の試合ができるのは非常に嬉しいことですし、日本の皆さんの前でバレーボールできることは当たり前ではなく、すごくいい機会なので、しっかりとそこで皆さんの期待に応えるのもそうですし、皆さんに面白い、強くなった日本代表を見せたいなという思いも強く持っています。