ドージャ・キャット、米NYのフェスで不平等について発言「声を上げ続けてください」
ドージャ・キャットが、【グローバル・シチズン・フェスティバル2024】で力強いメッセージを届けた。現地時間9月28日にヘッドライナーとして同フェス出演した際、彼女は世界中で起こっている不平等に対して声を上げるため、一時パフォーマンスを中断した。 「今、ガザ、ウクライナ、スーダン、コンゴ、そして世界中で何百万もの男性、女性、子供たちが苦しんでいます。このような時こそ、私たちには最も助けを必要としている人々に変化、愛、光、そして希望をもたらす力があることを忘れないことが大切です」と、ドージャは米ニューヨークのセントラル・パークのグレート・ローンに集まったオーディエンスに語りかけた。 「私は紛争や危機に直面している地域の人々を助けるために、グローバル・シチズンと協力しています。そして、ここにいる多くの皆さんも、行動を起こして今夜のチケットを手に入れたことを知っています。でも、ここで止まってはいけません。どうか声を上げ続けてください。暴力から逃れている人々が、必要な食料、住居、教育を得られるように。このフェスを観ている皆さん、そして今この場にいることを選んだ皆さんの中には、強さという美しさがあります。今こそそれを最も重要なこと、つまり命に注ぐ時です」と彼女は続けた。 【グローバル・シチズン・フェスティバル2024】で、ドージャは俳優のジョセフ・クインとの婚約の噂にも微妙に言及した。米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”入りのヒット曲「Agora Hills」を演奏中、マイクが下げられる際に「私は結婚していない」と言う様子が見受けられた。先週、米ラスベガスで開催された【2024 iHeartRadio Music Festival】で「Paint the Town Red」を披露した際、彼女が左手に指輪をしていたため、多くのファンがドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』に出演したクインと婚約したのではないかと疑問に思った。後に彼女はX(旧Twitter)に「いいえ、私は婚約していません。あれはデヴィッド・ヤーマンの指輪で、宝石はついていません」と書き込んだが、すぐ削除した。 グローバル・シチズンの大使であるヒュー・ジャックマンがホストを務めた【グローバル・シチズン・フェスティバル2024】には、ポスト・マローン、ジェリー・ロール、ラウ・アレハンドロが共同ヘッドライナーとして出演した。グローバル・シチズンは、極度の貧困を終わらせることを目指す世界有数の組織の一つだ。例年通り、フェスは貧困を打破し、地球を守り、平等を求めるための取り組みの一環として行われ、ファンはグローバル・シチズンのアプリや公式サイトでアクションを起こすことによって無料のチケットを手に入れることができた。 9月28日に行われたフェスには、ライブ・パフォーマンスに加えて、国連平和大使でジェーン・グドール・インスティチュートの創設者である動物行動学者ジェーン・グドール、そしてイベントのキュレーターを務めたコールドプレイのボーカリスト、クリス・マーティンも登場した。