松竹新喜劇、演目総選挙1位は「人生双六」
松竹は24日、「11月松竹新喜劇公演」(11月16~24日、大阪松竹座)で上演する演目を決める松竹新喜劇演目総選挙で「人生双六」が最多得票を獲得したと発表した。 「人生双六」は、茂林寺文福、舘直志の合作で1938(昭和13)年、松竹家庭劇で初演。松竹新喜劇では49年に大阪・道頓堀の中座で曽我廼家十吾、二代目渋谷天外が出演して初めて上演後、再演を重ねてきた。 86年には、藤山寛美さんの無休20年達成を記念して当り役を選定した「藤山寛美二十快笑」の一つに選ばれている。 松竹新喜劇で初めて行われた今回の総選挙は、「松竹新喜劇 喜劇発祥120年」公演期間中(5月10~19日)の大阪松竹座劇場内と、専用WEB応募フォームで投票を受け付け。2位は「お祭り提灯」、3位が「一姫二太郎三かぼちゃ」だった。 「11月松竹新喜劇公演」では1本目に「砂糖壷」、2本目に「人生双六」を上演する。