ロッテ、佐々木朗希のポスティング申請へ 「野球人生で後悔のないように」…球団発表
「マイナー契約から這い上がって世界一の選手になれるよう頑張ります」
ロッテは9日、佐々木朗希投手についてポスティングによるメジャーリーグ(MLB)球団への移籍に向けた手続きを開始することにしたと発表した。併せて吉井理人監督と松本尚樹球団本部長のコメントも発表された。 【写真】大胆タンクトップが「美しい」 朗希と“比較”される剛腕のガールフレンドに反響 佐々木は「入団してからこれまで継続的に将来的なMLB挑戦について耳を傾けていただき、今回こうして正式にポスティングを許可していただいた球団には感謝しかありません。ロッテでの5年間はうまくいかなかったことも多かったですが、どんな時もチームメート、スタッフ、フロント、そしてファンの皆様に支えられながら、野球だけに集中してここまで来ることができました。一度しかない野球人生で後悔のないように、そして今回背中を押していただいた皆様の期待に応えられるように、マイナー契約から這い上がって世界一の選手になれるよう頑張ります」とコメントした。 2019年ドラフト1位で大船渡高から入団。2年目に1軍デビューして通算64登板で29勝15敗、防御率2.10の成績を残している。今季は18登板で初の2桁となる10勝5敗、防御率2.35だった。2022年には史上最年少での完全試合を達成、昨春のWBCでは侍ジャパンの一員として世界一に輝くなど“令和の怪物”として成長を続けてきた。 ○吉井理人監督 「チームとしてはもちろん、とても痛いです。ただ自分もアメリカでプレーをした事があるので気持ちはものすごくわかります。そして若い今、チャレンジしたいという気持ちも分かります。未完成な部分は正直、まだまだありますが、アメリカで自身を磨き、さらにレベルアップすることも出来るのではないかとも考えます。2020年、石垣島キャンプのブルペンで初めて目にした彼の投球は私にとって野茂英雄を初めて見た時以来の衝撃でした。それを向こうでぜひ証明して欲しいです。頑張ってください」 ○松本尚樹球団本部長 「入団した当初より本人からアメリカでプレーをしたいという夢を聞いておりました。今年までの5年間の総合的な判断として、彼の想いを尊重することにしました。日本の代表として頑張って欲しいと思っています。応援しています」
Full-Count編集部