【イベントレポート】「スマホ」クォン・ウンビは現場の太陽、成田凌は“キモ系俳優”としてシリーズを生きる
映画「スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム」の初日舞台挨拶が本日11月1日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催。キャストの成田凌、クォン・ウンビ、千葉雄大、大谷亮平、監督の中田秀夫が登壇した。 【画像】「スマホ」最終章のLINEスタンプ発売 スマホを落としたことをきっかけに連続殺人鬼の狂気にさらされるヒロインたちを描いたSNSミステリー映画「スマホを落としただけなのに」シリーズ。その第3弾にして最終章となる本作では、かつて禁断のタッグを組んだ連続殺人鬼・浦野善治と刑事・加賀谷学の国境を越えた戦いが繰り広げられる。成田が浦野、クォン・ウンビが謎の黒髪美女スミン、千葉が加賀谷、大谷が日韓首脳会談でのサイバーテロを企てるキム・ガンフンを演じた。 今回が演技初挑戦、そして初の映画出演となったクォン・ウンビ。観客からの歓声に「この映画を本当に一生懸命準備しました。ぜひ皆さんご覧になって、これから観る方に伝えて。よろしくお願いします!」と日本語で答え、笑顔を浮かべる。彼女と共演した成田は「現場の太陽として作品を引っ張ってくれた。本来なら自分がやらなきゃいけないんですが、今回はウンビに甘えましたね」と絶賛し、大谷は「ウンビさんとは演技の話はせず、最近のK-POPだったりたわいのない会話をして和んでいました。日本語のセリフもしっかりしていて、立派だなと思いました」と述懐。その言葉にクォン・ウンビはニコニコしてうれしそうな様子だった。 シリーズの第1弾が公開されたのは2018年。過去に開催された舞台挨拶で千葉が涙したことから、成田はハンカチを常備しているそう。千葉は「涙ほろりしたときに、この方(成田)のお金模様のハンカチで拭かせていただいた」と回想。成田は「今日はね……フグ(の模様)だった。最近毎日稼働しててさ、洗濯が間に合わなくて」とはにかむ。また成田は、シリーズ第2弾・第3弾に出演している井浦新から「俺たちは“キモ系俳優”だからな」と言われたことを明かし、「いつかの舞台挨拶でそう言っていただけたことをすごく覚えていて。あの日から“キモ系俳優”としてシリーズを生きてきました(笑)」と述べた。 イベントでは、来日中のクォン・ウンビへ成田らが日本のお薦めを紹介する一幕があった。クォン・ウンビは「ください」と日本語でおねだり。大谷は「韓国は湯船に浸かる習慣がないので、ぜひ温泉に行ってほしい。お風呂上がりはコーヒー牛乳で」と言い、成田は「ウンビはすき焼きが好きなんです。おいしいお店教えます」と伝える。千葉は「焼き鳥好きですか? おいしいところあるので。あと野菜をみじん切りするとストレス解消になるので、リラックスできますよ」と明かす。クォン・ウンビは「焼き鳥好き!」「(千葉のストレス解消法に)ヤバいね……」と日本語でリアクションしていた。 「スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム」は、全国で上映中。 (c)2024「スマホを落としただけなのに最終章」製作委員会