【大人のプーマ】差がつく名品「スウェード」、Y2K、白スニ… 2023年注目スニーカー3選【エディター厳選】
大人に似合うスニーカーブランドとして選択肢に入れておいて欲しいのがプーマだ。汎用性抜群の定番モデルに白スニーカー、さらにはトレンドのY2Kデザインのモデルまでバリエーション豊富。東京スニーカー氏がピックアップした3型なら、際立つコーディネートが実現できるはずだ。 【写真】大人のプーマ|差がつく名品「スウェード」、Y2K、白スニ… 2023年注目スニーカー3選の画像をもっと見る
PUMA|SUEDE VTG THE NEVERWORN Ⅱ
「これはドイツのアーカイブを忠実に再現した “NEVERWORN(ネヴァーウォーン)”というコレクションの新作です。目が付いているプーマキャットの織りネーム、スエード素材の毛羽立ちとか変色したようなソールの質感、糊付けの跡…。目付きで尻尾も細いプーマキャットのタグは70年代後半のものかな? マニアしか面白がらないような緻密なことを、これだけ実直にやっているって貴重ですよね。もちろん、ほかのブランドもアーカイブをリスペクトした情熱的なコレクションを展開していますが、その中でもプーマには独自のカルチャーがあって面白いです」(小澤)
PUMA|ギレルモ ビラス スペシャルエディション PRM
「プーマ75周年の一環で発売されたオールホワイトのレザースニーカーです。テニスシューズのGVスペシャルがベース。GVは1970年代のテニス界のスター、ギレルモ・ビラスの略称です。これを見たときに、90年代後期のヒップホップ系ダンサーやラッパーが履いていたのを思い出しました。当時すでにプーマ スウェードやクライドがビースティ・ボーイズの影響でストリートに定着していたので、ハズしとしてGVスペシャルを履くって、センスがいいなと。僕もポロ ラルフ ローレンのスウェット上下なんかをGVに合わせていましたが、このオールホワイトを今また、大人っぽく履きたいと思います」(小澤)
PUMA|VELOPHASIS PHASED
「プーマの2000年代のランシューに着想を得た新しいスニーカーです。スケプタというグライムロックのラッパーがこれの黒を履いていたのを見て、『ベロファシス』というモデルを知りました。彼はもともと、ナイキと契約していたんですよ。それがプーマを履いていたので『お!』と目に留まりました。いつの時代もスニーカーのカルチャーはラッパーがつくり出しています。だからヨーロッパのファッションのいい雰囲気を取り入れているイギリス人である彼のセンスは、日本人にも通じる気がして。スケプタがプーマを履くという意味は大きいと思います」(小澤)