サム・スミス

　英人気歌手のサム・スミスがスキーで大怪我し、ゲレンデから連れ出された時のことを語っている。今年１月に膝に足関節用サポーターを付け、杖をついて歩いている姿を写真に撮られていたシンガーソングライターのサム、スキー中に膝前十字靭帯（ＡＣＬ）を断裂し、一時は歩けなくなっていたという。 【写真】ド派手な衣装のサム・スミス 　ポッドキャスト番組『サイドトラックド』でサムはこう語った。「この７ヶ月間、精神的なことに集中してきた」「ＡＣＬが完全に裂けたんだ。スキーをしていて。馬鹿だから２日目に黒の斜面（上級コース）を滑っていた」「血液バックを付けられた状態でゲレンデから連れ出された。最悪だった。後遺症が残るんだ」「ＡＣＬは骨と骨の間にあるもので、ジャンプしたり、跳ねたりするのに使われる」「手術をしない道を選んだんだけど、１カ月も歩けなかったし、ひどかったよ」「動けなかったのは初めてだったし、体重も少し増えた。とても不安だった。でもこの機会を利用して、気持ちを新たにしようと思ったんだ」 　実際に携帯電話を買い換えたというサムは、ソーシャルメディアのない生活で再出発することで、これまでの災いを拭い去ろうとしたとし、「１１歳の頃から使っていた音楽ライブラリを持たないのは初めてのことだ」「携帯には元恋人や長年にわたる様々な人々でいっぱいだった」「ＳＮＳもやめた。何もかもがクレイジーだよ。今は公園のベンチに座って、ただ木々を眺めている」と続けた。 　そんなサムは来月、イギリスのロンドンで開催されるＢＢＣプロムスに出演、ステージに復帰する予定だ。 （BANG Media International／よろず～ニュース）