スマホアプリ「ふくアプリ」で利用できるデジタルチケットサービス「ふくいMaaS」

　北陸新幹線開業で人気の福井旅行。お盆休みはお出かけにもってこいのシーズンだが、続く物価高で節約できるところは出費を抑えたいものだ。そんな時に役立ちそうなのが、スマホアプリ「ふくアプリ」で展開しているデジタルチケットサービス。お得な地元公共交通機関の企画乗車切符がめじろ押しとなっている。 　福井県内には、JR北陸線の後を継いだハピラインふくいに加え、えちぜん鉄道や福井鉄道といった私鉄がある。路線バスは京福バスや福鉄バスが走る。ふくアプリで展開するデジタルチケットサービス「ふくいMaaS（マース）」では、各社のチケットや旅行に適した企画切符をいろんな組み合わせで販売している。 　まずはチケット「福旅」。福井・永平寺エリアの公共交通きっぷと主要観光施設の入場券が一つになった、お得な交通パス。「大本山永平寺」「県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館」「一乗谷朝倉氏遺跡 復原町並」「名勝 養浩館庭園」の入場券付き。対象路線が1日乗り放題になる。通常4か所を回ると3770円かかるが、福旅なら2,900円。870円お得になる。 　金土日限定の「ふくふくきっぷ」も旅行に便利なチケット。京福バス、福井鉄道(鉄道・バス)、えちぜん鉄道が利用開始から29時間乗り放題となる。京福バスの「永平寺ライナー」「朝倉・永平寺ダイレクトバス」もカバー。それぞれ往復で大人1500円、こども760円もお得になる。 　また、旅先に応じて京福バス、えちぜん鉄道、福井鉄道&バスそれぞれの1日フリーチケットもある。私鉄2社をカバーしたフリーチケットや2日間乗り放題チケットもそろっている。バラエティ豊かなラインアップとなっているので、用途に応じて最適なチケットを見つけられそうだ。また、また、アプリ内で経路検索ができ、目的地にどの交通機関を使うべきかも簡単に調べることができる。