松重豊×甲本ヒロト、約40年の時を経てタッグが実現 「劇映画 孤独のグルメ」主題歌はザ・クロマニヨンズ
松重豊主演の人気ドラマを松重本人が監督・脚本・主演を務め映画化する「劇映画 孤独のグルメ」の主題歌が、「ザ・クロマニヨンズ」による「空腹と俺」に決定した。松重と「ザ・クロマニヨンズ」のボーカルを務める甲本ヒロトは約40年前、下北沢にある中華料理屋「珉亭」(みんてい)で同じ日にアルバイトを始めた間柄。松重の熱烈なオファーにより、今回のタッグが実現した。 【フォトギャラリー】松重豊、釜山国際映画祭で“もぐもぐ顔” 学生時代、松重は映画監督を志し、上京。時を同じくして、バンドマンになるために上京した甲本。たまたま同じ日に「珉亭」でアルバイトを始めた二人はすぐさま意気投合し、共に夢を追いかけた。 松重が「主題歌はどうしてもヒロト(甲本)にやってもらいたかった」と熱い思いを明かすと、甲本も「今回こうして関われた、一枚嚙むことができたことに喜びがあるよね」と少し照れたように返している。 主題歌タイトルは、本作にぴったりの「空腹と俺」。腹を空かせる井之頭五郎(松重)と、そして本作を見て腹を空かせることになるであろう、観客の心を代弁するかのような力強い楽曲だ。 主題歌発表のために二人が訪れたのは、松重が“タイムカプセル”とも表現する「珉亭」。当時と同じアルバイト着に腕を通し、二人で店の前に並んで記念撮影を実施した。40年前と変わらないお店の姿とアルバイト着から、当時に戻ったかのように、無邪気に笑いあう二人。尽きることなく思い出のエピソードが飛び出し、店内は大いに盛り上がった。 主題歌を使用した90秒の最新予告映像が公開され、今までベールに包まれていた、本作の物語のカギを握るシーンもたくさん盛り込まれている。いつもの“孤独”からは想像できない、ワールドワイドにいろいろな事件に巻き込まれている様子の五郎。依頼されたのはただの“スープ”探しの旅ではなかったのか……。 あわせて本ポスターもお披露目され、ティザービジュアルで反響の大きかった「ティザービジュアル:BLUE」の“サバイバル”な五郎が採用されている。 さらに、放送開始から12年の集大成となる「孤独のグルメ」を長年本作を支えてきた登場店舗、お客様、全ての関係者へ感謝を贈る新プロジェクトが始動した。第1弾として、撮影に協力した店舗へ、随時感謝状を送呈する(一部店舗を除く)。デザインは井之頭五郎のシルエットに、「いつも美味しいご飯をありがとうございます。お腹が空いたら、またお邪魔させてください。」と、井之頭五郎のサインが入った、今回限りのデザインになっている。 また、「それぞれの孤独のグルメ」オリジナルグッズの発売も決定した。プロジェクト詳細は、今後また発表される。 「劇映画 孤独のグルメ」は2025年1月10日から公開。