勝利でJ1残留へ「感謝を伝えたい」GK小島亨介&FW小見洋太の胸の内 アルビレックス新潟
パスを細かくつなぎながらゴールに近づいて得点を狙うというアルビレックス新潟のスタイルは、『ポゼッションサッカー』とも呼ばれています。 そのスタイルが如実に表れたのは、ルヴァンカップ決勝での3点目。 正確なパスワークでゴールに向かって着実にボールを運び、国立競技場を沸かせたのです。 この『ポゼッションサッカー』には、正確なパスを出す足元の技術や位置取りなどの“個々のスキル”に加え、ボールを相手に取られないように声を掛け合って次の動きを確認する“コミュニケーション力”が求められます。 【アルビレックス新潟 GK 小島亨介選手】 「ピッチの中でお互い思ったことをコミュニケーション取ってすり合わせていくというところで、その作業を積み上げていくところでしかないと思う」 今季の明治安田J1リーグは、残り2試合となりました。 【GK 小島亨介選手】 「ホーム最終戦という考え方より、毎日、自分のできることをして…という感じ」 30日土曜日の「対 ガンバ大阪戦」で“引き分け以上”であれば、リーグ最終戦の浦和レッズ戦を待たずにアルビレックス新潟のJ1残留が決まります。 しかし『ホーム最終戦』となるデンカビッグスワンのサポーターに見せたいのは、勝利でのJ1残留です。 【FW 小見洋太選手】 「感謝を伝える場として、勝ち点3をプレゼントしたいです」 【GK 小島亨介選手】 「感謝をプレイで表現する場だと思っているので、試合にしっかり勝って、感謝の気持ちを表現したい」 これまでに36節を終えた明治安田J1リーグで、現在16位のアルビレックス新潟。 降格圏となる18位にいる、ジュビロ磐田との勝ち点差は6です。 仮にジュビロ磐田が“2連勝”してアルビレックス新潟が“2連敗”した場合には、両チームの勝ち点が41で並ぶため、最後は得失点差での争いになります。 得失点は現時点でアルビが“5つ”上回っていますが、どうなるかわかりません。 今シーズン最後のビッグスワンで勝ち点を積み上げてすっきり残留を決め、サポーターと思いっきり盛り上がれることを期待しましょう!
新潟放送