今年も残るは2戦! 賞金王争いが白熱し、シード権が決着する「カシオワールドオープン」【JGTOトーナメント観戦ガイド】
高知県「Kochi黒潮カントリークラブ」にて、11月21日~24日まで開催されるカシオワールドオープンゴルフトーナメント。昨年大会のプレーバックから会場へのアクセスまで、観戦に役立つ情報を紹介! 1981年の第1回大会以来、賞金王争いを大きく左右するツアー終盤戦として多くのドラマを生んできた『カシオワールドオープン』。来季のシード権争いが決着を迎える、事実上のツアー最終戦に位置づけられた戦いとなる。
11月21日(木)~24日(日)カシオワールドオープンゴルフトーナメント
会場:高知県 Kochi黒潮カントリークラブ(18ホール、7335ヤード、パー72) 賞金総額:2億円、優勝賞金:40000万円 CASIO所属のホストプロである石川遼は14度目の出場となる本大会。悲願のホストプロとしての大会初制覇に期待がかかる。 一方賞金王争いとシード権争いが白熱し、一年で最も熾烈な4日間となるため、プロ達の意地とプライドをかけた戦いに注目だ。
プレーバック2023
昨年は最終日を迎えた段階で、首位タイに5人が並び、賞金王を狙う中島啓太や金谷拓実、蟬川泰果など2打差の中にも11人がひしめくという大混戦に。その大混戦を最終18番ホールのバーディで抜け出したのが鍋谷太一。プロ12年目にして初勝利を果たした。また、この大会で中島啓太が2023年度の賞金王を確定させている。
主な副賞(2023年)
・テレビ高知賞:鍛金トルソー「伸」石川充宏/作 ・高知知事賞:土佐和牛 ・香南市長賞:フルーツ盛り合わせ ・南国市長賞:土佐打刃物セット などが贈られた。
今大会の注目選手 !
CASIO所属のホストプロ/石川遼 スタッツ 賞金ランク:5位(7769万844円)/FWキープ率:80位(54.1%)/平均パット数:29位(1.75) 先週のダンロップフェニックスを終え、「4日間グリーンになかなか合わせられなかった。ロングパット、ミドルパットにいたってはほぼ入っていない。ラインの読みが薄めになっちゃっていた」と振り返り、「スコアではなく自分のやりたいことができなかったってことが何倍も悔しいですし、あの状況でできないんだなっていうことがわかったことは収穫ですね。この大会で得た収穫を、カシオ以降につなげていきたい」と話した。