元フジ渡邊渚アナが「1日20時間労働」告発 なぜ"若い女性アナ"に仕事が集中? 元Pが明かす歪な権力構造
2024年8月末でフジテレビを退社後、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを公表した元アナウンサーの渡邊渚(27)が社員時代の激務を赤裸々に明かし、波紋を広げている。 ■【画像】渡辺渚が退社後にグラビアデビュー、胸元ピタピタ&腹出し衣装にファン騒然■ 渡邊は慶応大学卒業後の20年4月にフジ入社。一年目で朝の情報番組『めざましテレビ』のフィールドキャスターなどを担当すると、バラエティ番組『もしもツアーズ』4代目ツアーガイドにも就任。そのほか数々の人気番組に起用されたが、体調を崩し、23年7月以降は担当番組を降板。今年8月末に退社した。 「渡邊さんは約1年の闘病期間を経て、10月1日に更新したインスタグラムでPTSDを患っていたこと、その治療が終了したことを公表。現在はフリーランスとしてさまざまな発信活動をしており、25年1月にはフォトエッセイの発売が決定しています。先日は大学でPTSDに関する講義を行なうなど、生きづらさを抱える人たちに向けた活動にも精力的です」(女性誌編集者) そんな渡邊は、12月9日に配信された「NEWSポストセブン」(小学館)の連載エッセイで、《“労働は罰”と思っていた》と局アナ時代の働き方を振り返ったのだ――。 「早朝から始まる『めざまし』を担当していた渡邊さんは、深夜2時に出社して8時まで生放送。その後は別番組の収録などで夜10時過ぎまで拘束され、翌日も2時に出社という生活が当たり前だったことを述懐しました。有給休暇もまとめて取れないという激務っぷりで、エッセイでは《あの生活をしていた頃が幸せだったかと聞かれると首肯しがたい》と、社員時代の働き方に疑問を呈したのです」(前同) 渡邊に限らず、最近フジの情報番組では、女性アナウンサーが立て続けに体調を崩している。11月12日には、『めざまし8』生放送中に小室瑛莉子アナ(25)が倒れるという衝撃的な姿が映し出されたばかりだ。 「小室アナは、23年10月にも体調不良で同番組を5放送日連続で欠席。同じタイミングで、曜日進行を務める昼のバラエティ番組『ぽかぽか』(月~金11:50)も2週分欠席しています。 『めざましテレビ』MCの井上清華アナ(28)も、体調不良で欠席することが少なくありません。23年は9月に4日連続欠席、10月には7放送日連続欠席。さらに24年4月にも2日連続で欠席しました。 『ノンストップ!』MCの三上真奈アナ(35)は、23年3月末~4月末と11月~12月の2回、長期休養をとっています。いずれも腸炎で、2回目は入院での療養となりました」(同) それにしても、なぜ若い女性アナウンサーばかりが倒れるのか――。元テレビ朝日プロデューサーで、報道番組を手がけてきた鎮目博道氏が、テレビ業界の“特殊な事情”を明かす。